アルミニウム合金鋳造

比較的若い金属
1807年にその存在が発見されたアルミニウムは、1886年に電解精錬法の発明によって工業化の道を歩み始め、わずか1年後に日本に輸入され、軍需製品を中心に生産量をのばしました。  日本のアルミニウム産業は、順調な発展を遂げ、年間400万トン規模の需要量を維持しています。 一人当たりのアルミニウム消費量は年間30kgと世界トップクラスとなっています。 アルミニウムは同じ金属でも、紀元前から使用されてきた鉄や銅に比べると、短い期間に急速に成長し普及した材料といえます。
弊社では大物のアルミ鋳造を得意とし、小物〜150kgまでのアルミ鋳物製品を製造しております。

アルミ鋳造品 AC7Aでの鋳造品改善事例

お客様企業情報事業内容 :食品機械製造
世界シェア:70%
従業員数 :100〜200名
課題・ご要望アルミ鋳造品を他社から調達していたが、AC7Aで製造しているため非常に鋳造性が悪く、鋳巣が大量に発生し鋳造後の手直し処理に時間をとられ困っているとご相談いただきました。
ご提案部品自体も大きなため、AC7Aで鋳巣が発生しないようにするにはノウハウが必要でした。
弊社は、大物鋳造品の製造を得意としており長年培ってきた技術力により解決させていただきました。 
AC7Aでの製品で大幅に鋳巣を減らしたことにより、手直し作業が不要となり助かりましたとお喜び頂きました。

標準取り扱い材種 アルミ合金鋳物

スクロールできます
JIS記号化学成分(%)
CuSiMgZnFeMnNiTiPbSnCrAl
AC4C0.20以下6.5~7.50.20~0.40.3以下0.5以下0.6以下0.05以下0.20以下0.05以下0.05以下0.05以下残部
AC7A0.10以下0.20以下3.5~5.50.15以下0.30以下0.6以下0.05以下0.20以下0.05以下0.05以下0.15以下残部

アルミ合金鋳物の弊社、標準取り扱い材種となります。
広く一般的に使用されているAC4Cと、鋳造性が悪いため他社様では取り扱いの少ないAC7Aも標準で製造しております。
当社では大きなサイズのアルミ鋳物製造を得意としておりますので、他社様で製造できなかったサイズがございましたら、お気軽にご相談ください。

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